2010年03月26日

Aventura “Salto Ángel”

ベネズエラで最も有名(唯一?)な観光スポットと言えば
やはりエンジェル・フォール。
スペイン語では“Salto Ángel”というこの滝は
100以上あるテプイの中でも最大のアウヤン・テプイにあり
落差979mという世界最大の滝です。
その落差故、流れ落ちる水が霧化してしまい
滝壺はないんだとか。

今は乾期にあたるので流れ落ちる水量が少なく
雨期に比べると迫力が落ちるかも、とのこと。
それだけならともかく、滝まで向かう川の水量が少ないため
ボートでのアクセスそのものができないと聞いていました。
そうなると飛行機で上空から見ることもできるのですが、
値段が高いうえ、ちょろっと見て戻ってくることになっちゃう。

ロライマから戻りサンタ・エレナで情報収集したところ、
僕の行こうと思っている前日に、今シーズン初めて
“try to go by boat”するツアーがあるとの情報を得ました。
そして翌日その結果を聞いてみると、ボートで行けたとのこと。
それならばと、このツアーで行ってみることにしました。

サンタ・エレナ・デ・ウアイレンから12時間、
噂に違わぬ、走る冷蔵庫状態のバスに凍えながら
シウダー・ボリーバルまで来ました。
逆ルートで来たオーストリア人は
検問が5回もあったと言ってましたが、
夜行だったからか2回のみ。
それもパスポートを提示するだけの簡単なもので済みました。
それでも夜中に何度も起こされるので止めてほしいですが。

サンタ・エレナ・デ・ウアイレンでツアー手配しているので
バスターミナルでピックアップしてもらい、そのまま空港へ。
エンジェルフォール観光の拠点カナイマへは、
飛行機じゃないと行けないのです。

飛行機、といっても6人乗りの小型セスナ。
それに乗って約1時間でカナイマの空港に降り立ちました。

↓セスナのパイロット
 新聞読みながら運航中
RIMG0564#.JPG

↓カナイマ湖のシンボル(??)3本椰子
 ネットで写真見た時は3本とも根元は水の中だったな
RIMG0598#.JPG

ツアーメンバーはフランス人2人とイラン人(!?)、
ロシア人(!?)団体10人という変な構成。
イラン人、ロシア人なんて初めて会いました。

昼食後、ボートに乗り込み滝を目指して川をさかのぼる。
両岸にはジャングルが広がり、
その後ろからは様々なテプイが見えたり隠れたり。

↓雄大なテプイ
RIMG0627#.JPG

↓ボートでさかのぼる
RIMG0628#.JPG

割と順調に進んでるかと思われたころ、
ボートが川岸に着岸し全員が降りる。
ガイドのトニーが「男性客の助けが必要だ」というので
何かと思い行ってみると、
ボートが小さい滝のようになっている急流を上ろうとしている。
そこで男の客も川に入ってボートを押したりロープを引っ張ったり。
川底は滑るし流れは速い。イラン人は流される…。
ようやくボートは急流を越えたものの、
足はけがするし、びしょ濡れだし
滝を見に行くだけのツアーだと思ってたのに予定外。

ともかくそんな困難も乗り越えて初日のキャンプです。

↓キャンプ近くの川岸にて
RIMG0645#.JPG

↓キャンプはハンモックです
 3月に入ってからハンモックだのテントだのばかり…
RIMG0772#.JPG

↓キャンプ裏の川にて
 川面に映るテプイが圧巻
RIMG0651#.JPG


翌朝は何と朝4時30分起床。
朝食もそこそこにボートに乗り込む。

↓朝焼けの中、出発
RIMG0668#.JPG


爽やかな朝陽を受ける川、
その両岸にはジャングルが広がり、
その背後から姿を現す雄大なテプイ、
穏やかな川面は天空相似の世界を映し、
それはわずかにオリジナルよりも色濃い。
そんな中をボートは行く…、
てな感じかと思いきや、
何度も何度も船底を石や川底にごりごりと擦り付けながら、
さらに浅く、流れが急になればボートは止まってしまうので
そのたびに川に降りてはボートを押す。

↓何度も何度も川に入って押す
CIMG8320#.JPG

確かに景色は素晴らしい。
でもあまりに頻繁に舟を押さなきゃいけないし、
写真なんか撮ってる余裕はないって
カメラは後部の防水ビニールの中へ没収され写真も取れない…。
乾季は川の水量が少なくてボートでアクセスできない
っていう意味がよーく分かりました。
まさに文字通り「TRY TO GO」でした。

結局30回くらいは川に降りたでしょうか…、
通常であれば2時間ほどで着くところ、
4時間以上を費やしてようやく到着。
着岸し、そこから1時間弱歩く。
歩いた先に見えました、エンジェル・フォール。
確かに水量は少なく上部1/3ほどまでで
霧状になってしまっているものの
思っていたより良い迫力。

↓ミラドールより
RIMG0713#.JPG

もう少し進むと下にもう一つ見える滝の滝つぼで水浴びできます。

↓水浴びしてたとこから
RIMG0727#.JPG


帰りは行きよりはイージー。
川に降りるのは2回で済みましたが、
まるでラフティングのようにして戻ってきました。

↓川は滝となりカナイマ湖へ流れ込む
RIMG0814#.JPG

↓滝の裏側を歩けます
RIMG0827#.JPG

↓カナイマ湖上から
RIMG0841#.JPG


そんな感じで2泊3日、
滝はまあ想像通りちょろっとでしたが、
そこへ行くまでの川とテプイの景色の素晴らしさと
予想をはるかに超えるアドベンチャラスな
アクティビティ(?)でとても面白いツアーになりました。
後で聞くと前の1組と僕らだけで、
そのあとはツアーは催行されていないらしく
この時期にボートで滝を見に行けただけでも
ラッキーだったようです。

↓帰りのセスナから
RIMG0848#.JPG


さて、これでベネズエラは終わりにしてキューバへ飛びたいので
旅行代理店に問い合わせてみましたが
セマナ・サンタにぶつかることもあって
フライトがあまりない上に高い。
所持現金では払いきれないのでカード払いにしようと思いましたが
カードだと公定レートが適用されてしまいさらに高くなっちゃう。
(ベネズエラには換金レートがいくつかあります。
 公定レートUS$1=約4.3Bsfに対し、闇レートUS$1=約6Bsf。
 米ドルキャッシュを闇レートで換金して使わないと損なんです。
 しかもATMはスキミング率100%との噂がまことしやかに
 流れているため使用できず…。)

さてどーするか?
といって残り時間も少ないし、キューバは行きたい…。
ネットで探すか、ひとまずコロンビアに再入国するか…?
どちらにしろ休息も兼ねてシウダー・ボリーバルに滞在中。
しかしこの町はっ!
18時すぎたらゴーストタウン化するとは聞いてたけど
レストランもスーパーも全部閉まっちゃって人もいない…。
ようやく1件パナデリアを見つけて夕食を買い込んだけども
ここまでとはっ!!?
夜は出歩かないようにしよっと。

↓ホテルの窓から…
RIMG0854#.JPG

posted by Yoshimochi at 02:28| Comment(3) | シウダー・ボリーバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。